我が家のクイーン スコのリリィ

リリィとの出会い

愛犬ロビンのご飯を買いに寄ったとき、なぜかワンコスペースに入れられていた子ねこ。うっかり「なんでここ入れられてるの?」とガラス越しに話しかけたのがリリィとの出会いでした。

お店のお姉さんにしっかり見られていて。。。「抱っこしませんか?」と誘われるまま抱いてしまいました。なんて小さくて愛しい生き物なのか!!ワンコと柔らかさが違う。。。マズい、連れて帰りたい。。。

お姉さんの作戦大成功!!

「うちにワンコがいるので無理かな。今日もワンコのご飯買いにきただけだし」(一応抗う私)

「ワンちゃんとネコちゃん、一緒に飼ってるかた多いですよ!」(そんなことはない)

「そうなんですか。。。ネコも可愛いですよね」(もう飼いたくて仕方ない)

「家族会議中にしておきましょうか?スコの女の子は人気があるから」(なにそのシステム)

心の中で格闘した結果(ロビンごめん!)

「じゃぁ、ワンコと面談させてみていいですか?大丈夫そうなら飼います」(ロビンに丸投げ)

という訳で、数日後ワンコのロビンくんを連れて再訪しまいた。実はロビンは昔からネコに無関心で1度も吠えたことがないのです。しかし!意思の弱い私は『どうかロビンが拒否してくれますように』と祈っていました。テーブルで待っていると、お姉さんが子ねこを連れてきてくれました。すんなり私に膝抱っこされた子ねこは、ロビンを無視して甘えてきます。

肝心のロビンはというと、隣で何この生き物みたいに眺めてから、匂いチェックでクンクンし始めました。『ワンッ!って言ってー』と飼い主の心の叫びは届かず、何事もなかったかのようにお座り。それを見てお姉さんニッコリ笑って「仲良しになれそうですねー♪」

こうして、スコティッシュフォールドのリリィは我が家にやって来ることになったのでした。

スコティッシュホールドってどんなネコ?

スコティッシュフォールドの「フォールド」とは折りたたまれたものという意味です。

イギリス北部の地域スコットランドで発見された突然変異の1匹の猫が起源です。
1961年にスコットランドの納屋で発見された折れ耳の白猫のスージーが最初のスコティッシュフォールドと言われています。
スージーはやがて同様に折れ耳の子猫を産み、その子孫はブリティッシュショートヘアやアメリカンショートヘアと交配されながら種として確立しました。

繁殖が始まった当初は骨格や聴力に異常を持つ猫が続発してしまったため、繁殖は一時ストップし、猫種の血統登録団体への登録も中止された経緯がありますが、その後アメリカへわたり、アメリカンショートヘアやブリティッシュショートヘアとの異種交配を行うことで遺伝的な問題を最小限にできると結論付けられました。
現在生きているスコティッシュフォールドは全てスージーの遺伝子を受け継いでいるとされています。

     

かくして。。。

我が家の一員となったリリィはパピヨンのロビンを親代わりに、犬のようなネコに育ちました。

ロビンの毛づくろいをやりすぎて怒られ、大きな耳(パピヨンだから)に顔を突っ込んでは怒られ、寝ているロビンの上を飛び越えては怒られ。。。それでも仲良しな2匹でした。

ロビンが虹の橋を渡ったときは、リリィがロビンロスになってしまい、私が悲しみに浸る時間をなくしてくれました。その代わり、甘えっぷりが半端なくて子ねこに戻ったかと思うくらいでした。ふとした時に、ロビンを探す仕草が切なかったです。

そんなリリィも、今ではすっかり女王様が板につき、飼い主を執事のように扱っています。

偶然とはいえ、どこまでもスコットランドと縁がある神谷でした。

 

◎◎◎

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