エディンバラの街の魅力といえば、石造りの古い建物が連なり重々しい雰囲気を醸し出しているところです。観光客もその雰囲気に酔いしれて満足するわけなのですが、実は中心部から約20分歩くと…別の街が見えてきます。
ディーンビレッジ(Dean Village)は1145年に、キング ディビッド(King David) がこの場所で穀物製粉所を所有したことをきっかけに発展したという、800年の歴史を持つ集落です。19世紀になるまでは、エディンバラには組みこまれることなく独自に発展してきました。
独自に発展しただけに、エディンバラの新旧市街とは全く異なり、自然と木造建築が調和した北欧の匂いのする空間です。訪れる人も少なく1時間弱もあればまわれるので、散策にはぴったりです。
ディーンビレッジには小川が流れており、そこに沿うように散策路が作られています(Water of Leith Walkway)。景観を楽しむために、是非この散策路を使ってください。
こんな写真も撮れます
この歴史ある集落には、現在も住人がいます。生きている村なのです。多分、想像できるかと思いますが、超が3つ付いてもいいくらいの高級住宅地です。
このディーンブリッジを何度も歩いて友人のフラットへ遊びに行きましたが、ディーンビレッジを通り抜ける間は目の保養でした。その周辺も高級住宅街があるのですが、ちょっと違う(笑)なので、大使館保有の公用車もよく見かけました(ナンバープレートでわかります)
最近はガイドさんにすすめられてやって来る観光客も増えたようです。SNSの影響もありますしね。オーバーツーリズムになって散策路に制限がかからないことを切に願っています。早起きして鳥の鳴き声を聞きながらリスが横切っていくのを楽しみ、美しいディーンビレッジを散策してください。その後ゆっくりスコティッシュブレックファーストを食べる。
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