フェアリー・グレン Fairy Glen
スカイ島に来たなら見逃せない場所がフェアリー・グレンです。草が茂った円錐形の丘、池、苔で覆われた木々がある奇妙なミニチュアの風景が目に入ります。特に夏のシーズンは歩くのにうってつけの自然が美しいエリアです。ここには先史時代までさかのぼる妖精についての伝説があります。妖精たちはかつて邪悪な響きを持っていると信じられていて、フェアリー・グレンと呼ばれる地域の森の奥深くにある蜂の巣の家に住んでいるとか。
この地域に住んでいる人達のなかには、まだ妖精の存在を信じている人もいます。でも、誰もが妖精が何を着てどんな生活をしているかについて同じ意見ではないのです。緑は妖精にとって最も広く受け入れらている服の色だと言われていますが、中世のいくつかの資料によると、妖精はゴッサマーとシルクでつくられた金と銀の服をきていると説明されています。妖精の女王は、白いリネンと真珠を髪につけているそうです。さて、あなたは信じますか?
そしてこのフェアリー・グレンは妖精達が作った場所なんだそうです。
この場所に立ってみると、妖精がを探したくなるかもしれません。でも、地元の人からは「探しに行くな」と忠告されますからね。
ダンビーガン城 Dunvegan castle
こちらも妖精つながりの場所です。ダンビーガン城はスコットランドで最も古い城であり、マクロード家の中心地となり800年がたちます。そしてマクロード家の首長マクロードの所在地でもあります(個人所有のお城)。スコットランドとイングランドが合併してグレートブリテンになる前に、スコットランド北西部の多くの島は主に2つの強力な氏族によって支配されていました。マクロードとマクドナルドです。2つの氏族間の争いはほぼ1000年続いたのです。城には多くの貴重な家宝がありますが、その中で最も大切にされているのは「妖精の旗」と「ダンビーガンカップ」です。妖精の旗は一度黄色に染められた生地で、専門家によると西暦4世紀から7世紀の中東(シリアまたはロードス)のものなんだとか。
そして、なぜこの旗が家宝かというと
マクロード一族が危機に陥ったとき、妖精が与えた旗を族長がふれば、必ず助けが来る。という伝説があります。
要塞として建てられたお城なので見た目は地味ですが、5エーカーあるといわれるガーデンはとても素敵です。こちらも公開されていますので、ゆっくり散策してください。
もし時間とお財布が許すなら、お城からボートツアーもあります。湖をボートで遊覧するのですが、野生のアザラシやイルカに出会えますよ♪
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