エディンバラの夏はフェスティバル1色です。日本での認知度は高くありませんが、世界中からフェスティバル目当てに人々が集まります。
1,エディンバラ国際フェスティバル この世界的に有名なイベントは必見です。このフェスティバルでは、演劇、クラッシック音楽、ダンス、オペラなど、あらゆるパフォーマンスジャンルにわたる世界クラスのアーティストが出演します。日本人ではバレエダンサーの熊川哲也はこのフェスティバルに出演したことで世界から注目されたと言われています。グランドフィナーレはフェスティバル花火コンサートで、エディンバラ城から打ち上げられる花火とプリンセスストリートシアターでのクラッシックコンサートの融合は何ものにも代えがたい感動を与えてくれます。
2,エディンバラ・フェスティバル・フリンジ 通称フリンジ。 エディンバラ国際フェスティバルの最中に、プロ、アマ、有名。無名を問わず資格審査もありません。登録料と参加費を収め会場をみつければ、誰でも公演できます。ジャンルは演劇、ダンス、コメディ、音楽、ミュージカル&オペラ、子供向けショー、展示、イベントなど多岐にわたります。会場費、広告宣伝費、チケット販売手数料、宿泊料などすべて自己負担で出演料も支払われません。会場は、トラヴァース・シアターやジョージ・スクエア・シアターなどの劇場のほか、集会室、ホテル、動物園、教会、パブ、ギャラリー、ストリートなど市内の260カ所にものぼります。フリンジのすべてのスケジュールや会場を網羅した厚さ1cmにもなる無料雑誌が発行され、会場の入口に雑誌や新聞に掲載された劇評などが張り出されたり、パフォーマンスの宣伝デモンストレーションが路上で行われたりと、エジンバラの町はフェスティバル一色に染まります。個人的にはこのフリンジがフェスティバルの醍醐味だと思います。
3,エディンバラ国際ブックフェスティバル エディンバラ市内のシャーロット広場で行われます。本の販売だけでなく、ディベート、作家の講演会、ワークショップ、子供向けイベントなどが行われます。本好きにとっては1日中どころか何日通っても飽きない夢のような場所となります。
そのほか、国際ジャズフェスティバル、国際フィルムフェスティバルが先にスタートします。
ちょっと想像できましたか?日本では夏休みが1週間も取れたら最高!みたいな感じなので、なかなかヨーロッパのフェスティバルを楽しむ機会は少ないかもしれません。ヨーロピアンは3~4週間くらい夏のホリデーを楽しむので、ゆっくりと旅の途中に楽しんでいる印象があります。おまけに夏のシーズンは宿泊費が高い!ロンドンより高いかもしれません。タイミングによっては、宿泊場所がみつからないこともありますので、早めに予約することをおススメします。それにともない、夕食も予約必須です。とくに週末はうっかりしていると夕食難民になりますので、気を付けてくださいね!忘れてはならないのが日の長さ。20時半~21時くらいに夕陽を見ていた記憶があります。日が落ちても完全には暗くならないので、星が見えないまま早朝4時には明るくなります。人間は外が明るいと行動してしまうものです。旅行中は寝不足にならないように気を付けてください。
これだけ書いているだけで、行きたくてウズウズしてきました(笑)完全に中毒ですねー 朝の路上パフォーマンスから夜のシアターやパブでのパフォーマンスまで、1日中楽しめます。それでも、ちょっと喧騒から離れたくなったら、植物園へ行くとかアーサーシートへハイキングに行くとか、中心部から徒歩圏内で気分転換できますよ。しかも無料で!
ロイヤルミリタリータトゥーのお話まではたどりつけませんでしたー。別ブログにします。
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